NEWS NEWS

NEWS

2022-10-04

リリース

川崎重工の汎用サービスロボットNyokkeyに独自のロボット遠隔制御サービスHATS(ハッツ)を搭載し、実証実験を行いました ~ロボットを身近に体験できるカフェAI_SCAPEで活躍するロボットを遠隔オペレーターがアシスト~

株式会社キビテク
2022年10月4日 11時50分

株式会社キビテク(本社:東京都品川区 代表取締役:林摩梨花、吉海智晃、以下キビテク)は、川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)が開設した羽田空港に隣接する商業店舗・オフィスなどからなる大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」内の、ロボットのオープンイノベーションを目指した「Future Lab HANEDA」内にある、ロボットの研究開発に活用できる場 YouComeLab(ユーカムラボ)を活用して、川崎重工の汎用サービスロボット「Nyokkey」に当社が開発したロボット遠隔制御サービスHATS(以下、HATS)を搭載し、カフェにて実証実験を行いました。

HATSは、様々なロボットにアドオンすることで遠隔制御を可能とするものです。本実証では、川崎重工が開発した汎用サービスロボットNyokkeyに、キビテクが開発した装置をアドオンし、ロボットシステムと接続することで、遠隔オペレーターからの操作を可能としました。

自律走行中のNyokkeyがカフェ走行中に異常が発生した際、ネットワーク経由でHATSシステムに通知が送られ、遠隔オペレーターがロボットに搭載されているカメラ等で状況を確認し、遠隔操作にて安全に復旧作業を行い、再び自律走行の状態に戻す、という一連の流れを確認しました。
その結果、ロボットが停止した状態からの復旧を遠隔から短時間かつスムーズに行なうことができ、効率的な運用および緊急時の安全復旧が可能になることを確認しました。
本実証での技術検証、ニーズ把握を踏まえ、Nyokkeyを活用したHATSの提供を目指し技術開発を継続していきます。

■「羽田イノベーションシティ」内、オープンイノベーション施設「Future Lab HANEDA」
・所在地:大田区羽田空港1-1-4 羽田イノベーションシティ D棟2階
・面積:約222m2
・設置ロボット
汎用サービスロボット「Nyokkey」
ヒューマノイドロボット「RHP Friends」
双腕スカラロボット「duAro」
小型汎用ロボット「RS007L」
※今後、設置内容を随時更新します。