当社は知能ロボットのソフトウェア受託開発や高度自律型遠隔制御システム(HATS)の開発を行っており、自律ロボットや自動化設備のハード・ソフト両方の一気通貫開発が可能な高い技術力を強みとしています。
近年のカンボジアは、高い経済成長率やeコマース市場の拡大により、物流量の増加が見込まれていますが、配送先の増加・複雑化や作業人員の人件費の上昇といった課題から、物流インフラの整備や自動化へのニーズが高まると考えられます。
このような背景を踏まえ、早い段階からカンボジア市場に参入し、自社のロボットやDX技術を活用した、物流の自動化事業の展開を目指します。そのため、JICAや関係機関の協力のもと、主産業である縫製業の物流部門と、物流に直接関与する運送業を対象とした課題分析調査・市場分析調査・許認可等の法制度調査・パートナーやエンジニアの発掘調査を開始し、将来的にはカンボジアに現地法人を設立し、現地雇用促進、製品開発の受託やエンジニアの育成を通じて現地の社会課題の解決に貢献します。
なお現地における調査に関しては、コロナ感染症の状況を踏まえ、感染に十分配慮した形で実行します。
キビテクはこれからも事業を通じた社会課題解決に取り組むことで、SDGsの達成に貢献していきます。